建具について

『建具』の読み方を知っていますか?

建具は『タテグ』と読みます。
一般住宅内で簡単に言うと、ドア、引き戸、障子(しょうじ)、ふすまを建具といいます。

皆さんの日常見慣れたものです。
玄関ドア・玄関格子戸(こうしど)・部屋の入口のガラスの入ったドア・トイレのドア
和室の紙が貼ってある障子・雪見障子・組子細工の入った障子・押入れのクローゼットの折れ戸
などなどいろんなものがあります。

建具はこんなに身近なもの

建具は家、会社、お店などの建物の中に存在する間仕切りと考えましょう。
建具によっては、間仕切りの役割だけではなく、空間の雰囲気を変化させたり、
ガラスなど透過性のある素材を組み合わせることにより、光を取り入れたり、
風通しを良くしたり、また、断熱・気密性の向上など、現在では多様な機能を
もっています。
防災などに使用されるといったような働きもします。

最近では、住宅をメーカーさんに依頼されたり、設計事務所やリフォーム会社さんに
依頼されたりと直接建具屋さんとのやりとりをされている方は大変少ないと思います。
間を通していますが、あなたと建具は大変関わっているのです。

家の中にある建具をいっぱい探してみましょう。
身近なところに建具の存在を感じるはずです。

→建具についてもっと詳しく(歴史など)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E5%85%B7

建具で部屋のイメージチェンジ

建具が、部屋・家などの空間を占める割合って意外と大きいものです。
人の出入り口としての役割だけではなく、建具により、お部屋の雰囲気は随分変わります。

和室ならば襖、障子を貼り替えるだけでもお部屋が
明るくなります。紙の種類も様々!
他にも、建具に開口部をもうけ、硝子・樹脂などを入れることにより、明るさを取り入れてもいいですね。
そういうちょっとしたアイディアで、お部屋のイメージが変わります。